2012 年 5 月 のアーカイブ

草刈り機(刈り払い機)の修理

2012 年 5 月 10 日 木曜日

草刈り機が壊れた。草刈りとはいっても実際手で刈るようなことはできなくて、刈り払い機というのがほんとらしい。
症状は、エンジンの回転を上げるととりあえず刃(チップソー)は回るんだけど草に当てると刃の回転が止まってしまう。しかしエンジンは元気よく回ってるという状態。バイクとかで言うとクラッチ滑りの状態といえばいいだろうか。
しょうがないから、分解。
ばらすのは比較的簡単。もちろん、CRC-556 とかを吹きまくったのはいうまでもない。
1.エンジンのスイッチケーブル、キャブへ繋がってる回転数調整用のワイヤを外す。(うちの機種は外すためにエアクリーナーのフタを外す必要があった)
2.チップソーにつながってる竿を止めてるネジを外して、竿を抜く。中に実際に回転するシャフトが入ってて、ギアの山が切ってある。ギア山がすりへってないか確認(笑)
3.竿の根元(クラッチ機構とかが入ってる部分)をエンジンから外す。ネジが結構かたくて、なめそうになったので実際やる方は注意してください。
でばらしたのがこんな感じ。

分解した草刈り機

分解した草刈り機


エンジンのとこに クラッチシューが見えます。エンジンの回転が上がるとクラッチシューがひろがって、真ん中のクラッチアウターにつながるという非常に簡単な構造(笑)

で、症状から、クラッチ回りだろうなとアタリをつけてたら、クラッチアウター(クラッチシューが当たってまさつで回る部分)とシャフト接続部のメス山がフリーになってるという(笑)そりゃいくら回してもシャフトは回らないわ。
さらに分解しょうと、シャフト側から、クラッチアウターの部分を覗いてみると、スナップリングが見えました。

草刈り機のシャフト(メス)を止めてるスナップリング

草刈り機のシャフト(メス)を止めてるスナップリング


このスナップリングを外そうとスナップリングプライヤーを買ってきたんだけど、深すぎて届かないという。
というわけで知り合いの自動車屋に電話。「先の長いスナップリングプライヤーある?」「どれくらい?」「もっていっていい?」「いいよ」ってわけで知り合いの自動車屋さん持って行ったんだけど、「深すぎてプライヤー届かないよ」といわれる。まぁ そうだわな。

しょうがないので、クラッチアウターと、シャフト接続部をこのまま溶接してもらう。へへへ、ここにTIG溶接機があるの知ってたんだ~(笑)

クラッチアウターとシャフト接続部

クラッチアウターとシャフト接続部


外周のお椀のような部分がクラッチアウター。この内側にエンジン側のクラッチシューが広がって、摩擦で回る。
中央が、シャフトの連結用メス。この外周と中央の接続がなにかの拍子ではずれて フリーになってた。
なので、点溶接を4カ所やってもらった。ありがとうね>S君
TIG溶接機いいなぁ。欲しくなったよ。でもまずは手溶接かな。インバータの手溶接機でも買うかなぁ。今後のためにも(笑)

帰ってきて組み付けて テスト。快調快調。ばっちりだね(^^

ご注意。これは あくまで自己責任でやってくださいね。
ほんとは スナップリング外して 接続方法とか確認しないとまずいです。もっといい方法があるはずです。
たとえば、ネジ止めされて、本来は増し締めするだけで治ったかもしれません。
また、溶接で高温になって、外装のプラスチックが変形してしまうかもしれません。実際 溶接直後は、ベアリングの球が高温で膨れたのか、回らなくなってたです。

ま、これで 2万も3万も出して新しい刈り払い機買わなくてすんだ(笑)